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30代で転職。
仕事とプライベートは
どう変わった?

大学を卒業後、官公庁や独立系SIerで10年ほど働きました。しかし、プライムベンダーの下請けが多く、なかなか思うようなシステムを組めません。多種多様な業界の案件を請け負うため、特定の業界の知見が深まることがなく、広く浅いままでいいのか?という焦りがありました。また、強引な進行による深夜残業やサービス残業があったり、受託先での開発のために、遠方の顧客を受け持つと片道2時間の通勤時間もやむを得ないという状態でした。
当時、よりよい環境との出会いを継続的に探していたところで、中電シーティーアイと出会いました。エネルギー業界はあらゆる業界の中でも人々の生活にとって重要度が高く、知見を深める意義のある業界だと思いました。顧客と直接会話することで活動の目的も把握しやすく、導入後の反応をダイレクトに受け取れます。また、労働環境も劇的に改善されました。残業も通勤時間も大幅に短縮され、残業代も正しく支払われます。高度IT技術者認定制度の認定を受けることで待遇面も格段に向上し、転職前に比べて様々な面でQOLが上がりました。暮らしのゆとりと仕事のやりがいを得ることができたので、今回の転職には非常に満足しています。

SEの経験を活かし、高度な課題に挑むコンサル業務に
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SEの経験を活かし、
高度な課題に挑む
コンサル業務に

現在は2つの業務を兼務しています。ひとつは中部電力がもつ膨大なデータの利活用・保管・運用についてのコンサルティング業務。もうひとつが経営戦略本部で自社内の課題解決を検討・実行していく業務です。
データドリブンカンパニーを目指す中部電力グループでは、意思決定をより確かなものとするためデータを積極的に活用する方針が示されています。そこで我々が適切なデータ収集と管理、運用についての支援を行うことで、業務効率を高め、競争力を向上させようという取り組みが前者です。
後者の経営戦略本部の業務にアサインされたのは、2024年に入ってから。中電シーティーアイはこれまでにも様々な経営改革を行ってきましたが、それらをさらに一歩進めるための取り組みです。顧客に対してより高度なソリューションを提供できるよう、現状の課題を再度洗い出し、制度の見直しをはじめとした改革を経営陣とともに進めています。こちらはまだこれから動きが本格化していくところなので、今のところ兼務ができていますが、いずれどちらかに軸足を置かなければならなくなる時期が来ると思っています。どちらも面白い仕事なので悩みそうです。

SEの経験を活かし、高度な課題に挑むコンサル業務に
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ユーザー本位でストレスのない“爽快な開発”

昨今のビジネス環境の変化の速さや技術革新もあり、ユーザーがITツールを活用するという前提が出てきました。このため自社でこれまでに経験のない新たな開発手法やツール導入を担当することもあり、裁量は多く与えられていると感じます。システム導入に際しては、ユーザーとともに業務自体の進め方を見直すなど、業務最適化をすることで必要なくなった作業時間や作業ステップを大きく削減することに成功しました。「DXはこうでなくちゃ」と思えるほどの爽快さでした。ユーザーの喜びの声も要望も全て自分の耳で聞けるため目標も明確です。ストレスなく開発に打ち込めています。
もちろんクリアすべき課題もあります。中部電力ホールディングス、中部電力ミライズ、中部電力パワーグリッドの主要3社の事業と、各現場の業務をきちんと把握することです。それぞれの企業がカバーする事業の範囲が非常に幅広いため、これにはまだまだ時間がかかりそうです。
キャリアを重ねるにつれて組織をマネジメントする機会が増えてきたように感じますが、やはりこの仕事の醍醐味は「つくること」にあります。これからも一人のエンジニアとして新しい価値を生み出していけるよう、知識を深め技術を磨いていきたいと思います。