雷鳴神's Eye 導入事例インタビュー/インタビュー年月:2024年8月 富士通株式会社様

富士通株式会社様
富士通株式会社

富士通株式会社
総務本部 那須工場 総務部
橘内 才幸 様
菅原 孝文 様

富士通株式会社様は1935年の創立以来、世界をリードするDXパートナーとして、信頼できるテクノロジー・サービス、ソリューション、製品を幅広く提供され、お客様のDX実現を支援されている会社様です。

Background of Introduction導入の背景

  • Q

    雷鳴神’s Eye導入を考えたきっかけは何ですか?

    落雷により施設の出入り口が破損し、従業員の出入りができなくなってしまう事象がありました。
    また、モノ作りに必要な機器を保有していることから、機器が止まってお客さまに影響がでないよう対策できないか、という議論にもなりました。
    そこで、甚大化する落雷被害による最悪のケースを想定し、雷の発生・接近を事前に予測したりすることのできる雷対策ソフトウェアの導入を決定しました。
  • Q

    雷鳴神’s Eye導入前は、どのような雷対策をとられていましたか?

    能動的に落雷情報を確認するのは手間なので、今まで天気予報や気象予報サービスなどの活用はしていませんでした。実際に落雷が発生し、目視などによる確認ができた際に、初めて落雷の対策をとるといった形でした。
    また、先ほど申した落雷による施設破損後、予備機やアレスタ(落雷時に一時的に発生する過剰な電圧・電流を放電により吸収する装置)などのハード対策を導入しましたが、雷被害を完全になくすことはできませんでした。
  • Q

    落雷への対応ができなかった場合、どんな被害が起こり得ますか?

    落雷による施設破損被害にとどまらず、保有する多くの情報機器から、データの破損やサービス停止による影響が出てしまう恐れがありました。

Decisive Factor for Introduction導入の決め手

  • Q

    雷対策ソフトウェアとして雷鳴神’s Eyeを選定した決め手は何ですか?

    まず、コストパフォーマンスの高さです。必要としている情報が、本工場単体ですぐ導入判断ができるほど安価で提供されています。
    次に、きめ細かい情報を提供してくれるところです。変電所・送配電網に沿った落雷情報など、ピンポイントで欲しいエリアを絞って情報を取得できます。
    また、得られた情報に基づいて適切なアクションができるようになるところです。1時間前の雷発生・接近の予測や、雷終息の検知をしてくれます。

Evaluation/Usability/Efficacy雷鳴神’s Eyeに対する評価・使用感・効果

  • Q

    雷鳴神’s Eyeをどのように運用していますか?

    落雷予測・落雷通知・雷終息メールの3つの機能を使っています。
    雷の発生・接近を検知すると、システムからメールが届きます。アラートメールが警備員も含めた関係者30人程度に配信され、それを受け各部門の対応や館内放送による注意喚起を行っています。
    また、雷が衰退・消失すると解除通知のメールが配信されますので、それに応じた判断を行います。
  • Q

    雷鳴神’s Eyeのどんなところに効果を感じますか?

    きめ細かいサービスで情報をより早く的確に入手できるところです。長時間に及ぶ試験工程の中断判断、作成中の資料データ保護、屋外高所作業時の避難指示など、滞りのない業務の推進や、人的被害の防止につながっています。
    また、雷鳴神’s Eyeに蓄積された実際の落雷データが、落雷対策の必要性を改めて認識できる強力なエビデンスとなり、施設内の設備を増強する際の判断・説得材料にもなり得ます。

Expectations/prospects雷鳴神’s Eyeに対する期待・展望

  • Q

    貴社の雷対策の展望と、それに伴う雷鳴神’s Eyeへの期待・要望をお聞かせください。

    来たる落雷により想定される被害を事前に察知するなどのサービスがあると、より良い雷対策につながるのではないかと考えます。
    栃木県という雷が多い地域に位置する生産拠点ではありますが、雷鳴神’s Eyeで雷対策を行い、引き続き安心・安全なモノづくりを実施して参ります。