雷鳴神's Eye 導入事例インタビュー/インタビュー年月:2024年7月 静岡ガス株式会社様
静岡ガス株式会社様は、1910年の創立から100年以上にわたり、静岡市を中心に都市ガスの製造・供給・販売を基軸として、LPGの販売、発電、電力の販売からガス機器の販売や工事を手掛け、地域の安定したエネルギー供給に貢献されている会社様です。
Background of Introduction導入の背景
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Q
雷鳴神’s Eye導入を考えたきっかけは何ですか?
もともと、当社の業務エリア内で年間数十件程度の落雷に伴う点検・修繕がありました。近年は、気候変動の影響か、狭い範囲で長い時間停滞するような落雷が見られるようになり、落雷箇所を特定し当社の設備への影響の有無を監視し、点検を行うこととしました。
今後、落雷被害による最悪のケースを防ぐため、従来の雷対策に加えて、雷発生後に落雷箇所を特定でき、落雷情報が通知される他システムを導入していましたが、我々のニーズに合ったシステムを探していました。 -
Q
雷鳴神’s Eye導入前は、どのような雷対策をとられていましたか?
これまでも等電位ボンディングやヒューズなどによる、ハードウェアでの対策を実施しています。
また各設備が落雷によるヒューズ断などの被害を受けてから、専用の監視システムが異常を検知する仕組みとなっていましたが、実際に雷が落ちたことによる影響を覚知するために、雷情報を収集し、通知する他システムを導入していました。 -
Q
落雷への対応ができなかった場合、どんな被害が起こり得ますか?
あくまで最悪のシナリオとしてですが、ハード対策を上回る甚大な落雷被害があった場合、ガスの供給に影響を及ぼす可能性があります。
Decisive Factor for Introduction導入の決め手
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Q
雷対策ソフトウェアとして雷鳴神’s Eyeを選定した決め手は何ですか?
もともと、雷鳴神’s Eyeと類似の、別の雷対策ソフトウェアを使用していましたが、2つの理由で切り替えを決定しました。
1つ目の理由は圧倒的な価格差です。以前利用していたシステムと比べて、1/5程度の費用に抑えられています。
しかし、単に価格差だけで決めたわけではありません。2つ目の理由は優れた機能です。落雷を検知できる範囲が5km四方のメッシュで細かく指定できるため、当社の設備に関係する落雷のみを検知することができます。
Evaluation/Usability/Efficacy雷鳴神’s Eyeに対する評価・使用感・効果
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Q
雷鳴神’s Eyeをどのように運用していますか?
雷の発生・接近を検知すると、システムからメールが届きます。メール受領後、雷鳴神’s Eyeの画面上で落雷場所と当社設備との距離を確認します。落雷が各設備と一定の範囲内にあった場合、当該設備に対して落雷影響による想定外の動作を防止する対策を行います。落雷が収まり、当該設備に異常がないことを確認できたら、設備を通常の状態に復帰します。 -
Q
雷鳴神’s Eyeのどんなところに効果を感じますか?
先ほどもお伝えしましたが、やはり落雷を検知するエリアを細かく指定することで無駄な通知が来ないようにできるのは便利です。対応する必要のない落雷に対する検知を除くことで、現場の混乱や不必要な作業を低減できるため、非常に使い勝手が良いと感じています。
また、現場責任者が複数人いるので、閲覧アカウント数に制限がないのもとても便利です。
Recommendation利用検討者へのアドバイス
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Q
最後に、利用を迷われている方々へ、メッセージやアドバイスをお願いします。
雷対策は、重要な設備を安定して正常に稼働させるために行っています。落雷被害を未然に防ぐよう、少ない投資で雷対策ができる雷鳴神’s Eyeはとても有用だと思います。