Top Message 社長あいさつ

ITで電気事業を支える
中電シーティーアイは、2003年に中電コンピューターサービスと、シーティーアイが合併して誕生し、中部電力グループ唯一のIT企業として、グループのビジネスをITで支えてきました。創立から20余年、従業員は1.3倍の1300人超に、売上は2.4倍の約600億円に拡大し、現在も成長を続けています。
中電シーティーアイが一般のIT企業と異なる特徴の一つは、ITを通じてインフラ中のインフラと言われる電気事業を支えている点です。また、電気事業は政府の成長戦略「グリーントランスフォーメーション(GX)」の中心を担うことから、間接的ではありますが将来の日本のGXという大きなテーマでの社会貢献にも繋がっていると言えます。
一方、ITの世界は生成AIを始めとする技術革新の真っただ中にあります。私たちは、中部電力グループのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進すべく、2019年からIT人財の質を高める「機能強化」と、既存業務のベース領域に外部リソースを活用する「リソース強化」という、質と量の両面を強化する改革を実行し成果を上げてきました。現在は、AI等の先端技術を積極的に活用した一歩先を行くDXに、中部電力グループで連携してチャレンジしています。
安全・健康で働きがいのある職場の実現
中電シーティーアイが誇れるもう一つの特徴は、安全・健康で働きやすい職場づくりに積極的に取り組み、成果を上げてきている点です。健康経営を実践している法人の上位認定である「健康経営優良法人(ホワイト500)」を連続で取得しました。また、世界150カ国以上で企業の働きがいに関する調査・分析を行っているGPTW(Great Place To Work)から、2024年度に「働きがい認定企業」に認定されました。

このように、中電シーティーアイは、インフラの代表格である電気事業をITで支えるという社会的使命と、中部電力グループの成長をDXで支えるという戦略的使命を担っており、これらが従業員のモチベーションに繋がっています。また、やりがい・働きがいを実感できる会社へ成長していくための取り組みも積極的に進めています。
これからも私たちは、中部電力グループとともに、社会インフラを支え、社会に新たな価値を創出できるよう、中部電力グループのITをけん引し、社会基盤となるITをリードしていきます。
代表取締役 社長執行役員 伊藤 久德